アメリカ留学の準備と、毎日の暮らし。

渡米準備と持ち物

アメリカ留学の便利グッズ|困りごとに合わせて選ぶ5つの候補

執筆:本間卓 / 更新:

この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。

アメリカ留学の便利グッズは、「どこで、何に困りそうか」を一つ決めてから選ぶと、荷物を増やしすぎずに済みます。人にとって便利な物でも、住居の設備や自分の使い方によっては出番がありません。

先に結論

買い足すのは、使う場面が決まった物だけ

まずは手持ちの物・借りられる物で足りるかを確認しましょう。

音声課題・動画に使う → イヤホン
今の物がPCやスマホに対応していれば、買い替えは不要です。
荷物を量る場所がない → ラゲッジスケール
家のはかりや借りる方法があれば、追加購入を減らせます。
小物を分けて洗う → 洗濯ネット
手持ちの物を先に確認。洗濯機や衣類の表示に合わせて使います。
PCの端子が足りない → USB-Cハブ
本体の端子や学校の備品で足りるなら、追加しなくても大丈夫です。
財布の置き忘れに備える → 持ち物用タグ
スマホへの対応と財布に収まる形で選びます。発見や盗難防止を保証する道具ではありません。

以下では、それぞれの選び方と本人の過去の経験を紹介します。現行商品の実使用レビューではありません。

この記事では、留学当時のブログ・SNSと、帰国後に留学生活を振り返ったブログの記録を交えながら、勉強中の音、荷物の計量、洗濯、パソコンの接続、持ち物探しに役立つ5つの候補を紹介します。当時の経験と、現在の製品情報をもとにした選び方を分けてまとめました。パスポートや普段使う機器などの準備全体は、アメリカ留学の持ち物の分け方で確認してください。

1.イヤホン・ヘッドホンは、位置を確認できる製品もおすすめ

図書館でヘッドホンを忘れたことがありました

2012年11月のブログを読み返すと、図書館で勉強していたときにヘッドホンを忘れ、やる気がなくなってブログを書いている、という記録が残っていました。留学生活の中で、ヘッドホンを使っていたことが分かる出来事です。

これから留学する方も、動画を見たり、リスニング課題に取り組んだりする機会があるなら、使い慣れたイヤホンやヘッドホンを持参候補にしてよいと思います。図書館や共用スペースでは、その場所のルールに従い、周りへの音漏れにも気を配りましょう。

今から選ぶなら、なくしたときに探せる機能もチェック

これから留学用に購入するなら、スマートフォンで位置を確認できるイヤホン・ヘッドホンがおすすめの候補です。図書館や教室、移動先で見当たらなくなったとき、どこから探すかの手掛かりになります。音質や着け心地に加えて、使っているスマホで「探す」機能を利用できるかも比較しましょう。

使うスマートフォン製品の候補と探す機能
iPhone対応するAirPods。例えばAirPods Proやヘッドホン型のAirPods Maxは、Appleの「探す」で位置の表示や音を鳴らす機能を利用できます。
AndroidGoogle Pixel Buds Pro 2/Pixel Buds 2a。対応端末で事前設定すると、Find Hubで左右のイヤホンや充電ケースを探せます。

Apple製品はモデルによって使える機能が異なり、ケース単体を探せるかどうかも違います。購入する型番をAppleの「探す」機能一覧とAirPodsの探し方で確認してください。Pixel Budsについては、Googleの公式案内に対応端末とFind Hubへの登録方法が載っています。

位置情報は、いつでも現在地が表示されるとは限りません。電池切れや通信状況によって、最後に確認された場所が表示されたり、位置が見つからなかったりすることがあります。購入後は渡米前に登録を済ませ、地図の表示や音を鳴らす操作を試しておきましょう。対応モデルなら、置き忘れの通知設定も確認できます。

選ぶときに確認したいこと

使うパソコンやスマートフォンにつながるか、持ち歩きやすいか、装着したときに無理がないかを確認します。オンライン授業などで発言する予定があるなら、マイクも確認しておきましょう。有線なら端子や必要な変換器、無線なら接続方法や充電のしやすさが選ぶポイントです。

買い足さなくてもよい場合

今使っている物が機器に対応していれば、留学のためだけに高価な物へ買い替える必要はありません。まずは手持ちの物を実際のパソコンにつなぎ、音の再生や必要な機能を試してみてください。

2.荷物を量る場所がないなら、ラゲッジスケール

役立つ場面

渡米前や一時帰国前に、スーツケースの重さを自分で確かめたいときの候補です。とくに現地で荷物が増えた後、宿泊先や住居に使えるはかりがあるか分からない場合は検討できます。

ドリテックのラゲッジスケールには、荷物をつり下げて量るタイプや、大きさも確認できるタイプがあります。携帯時の重さ、測定できる上限、表示単位、電池の要否、荷物を持ち上げられるかで選びましょう。

買わなくてもよい場合

家や滞在先で適切なはかりを使える、学校の知人と共有できるなど、測る方法が決まっていれば追加購入を減らせます。出発時だけ使うなら借りる方法も検討してください。

家庭で量った値は準備の目安です。航空会社の判断を保証するものではないので、上限ぎりぎりまで詰めず、利用便の最新条件と合わせます。量る際も、重いケースを無理な姿勢で持ち上げないようにしましょう。

3.衣類を分けて洗いたいなら、洗濯ネット

役立つ場面

共同のランドリーへ衣類を運び、小物をまとめて洗いたい人の候補です。まず持参する衣類の洗濯表示を見て、どの服にネットが必要かを決めます。すべての服に同じネットを使う前提で大量に買う必要はありません。

鍵を一緒に洗ってしまった失敗も

2013年1月のSNSには、コインランドリーで鍵を一緒に洗ってしまった、という投稿も残っていました。便利グッズを用意することに加えて、洗う前にポケットや洗濯物の中身を確かめる習慣も大切だと感じる出来事です。

洗濯ネットは衣類や小物をまとめるための候補です。鍵や電子機器を誤って洗うことを防いでくれるわけではないので、洗濯物に紛れていないかを先に確認しましょう。

例えば、無印良品のポリエステル両面使える洗濯ネット・丸型は、裏返しの手間を減らせる両面仕様の候補です。選ぶときはネットのサイズ、衣類の量、ファスナーの扱いやすさを比較します。

買わなくてもよい場合

手元に合うネットがあれば、そのまま持参できます。洗濯方法がまだ分からない人は、少量から始め、現地の設備や衣類に合わせて買い足しましょう。

ネットに入れればどんな服でも洗濯機や乾燥機を使えるわけではありません。衣類とネット、設備それぞれの案内に従います。共同ランドリーの使い方や利用時間は、入寮当日の備品・ルール確認と一緒に整理してください。

4.PCの端子が足りないなら、USB-Cハブ

当時はUSBを使い、学校のコンピューターラボでも勉強していました

2013年10月のSNSには、宿題をするためにUSBを開いたところ、エドモンズを離れるときにもらったビデオを見始めてしまった、という投稿が残っています。帰国後に作ったブログでも、期末テストに向けてコンピューターラボで勉強していた様子を振り返っています。

学校と自分のパソコンを使う予定なら、現在の学校で認められているファイルの保存・受け渡し方法を確認しておきましょう。そのうえで、自分の機器に必要な端子やアダプターを選ぶと無駄を減らせます。

役立つ場面

ノートPCへUSB機器や外部画面をつなぐ必要があり、本体の端子だけでは足りない場合の候補です。学校の発表でHDMIを使う、写真をSDカードから取り込むなど、接続したい物が決まってから選びます。

Anker Nano USB-C ハブ(7-in-1, 4K, HDMI)は、HDMI、USB、カードスロットをまとめた製品例です。ポート数に加え、PC側の対応と、各ポートにできることを確認してください。同製品でも、データ転送用USB端子と充電用USB端子は用途が分かれています。

パススルー充電を使う場合は、ハブ自体への給電分も考慮します。この製品は公式案内で100W対応の充電器・ケーブルを用い、PCへの出力は最大85Wとされています。別のハブに同じ数字を当てはめず、必ず型番を合わせて確認しましょう。

買わなくてもよい場合

本体の端子で足りる人、学校が必要な変換器を用意する人には、追加のハブが不要な場合があります。USBメモリを1本使うだけなら、少数端子のアダプターでも目的を満たせるか比較します。

日本から持参する充電器と機器の電源条件は、パソコン・家電の準備で確認できます。

5.財布の紛失に備えるなら、AirTagなどの持ち物用タグ

財布をなくした経験から、探す手掛かりも用意しておきたい

私は渡米して間もない頃に財布をなくし、普段の支払い手段を失って大変な思いをしました。その経験から、アメリカで財布をなくしたときは、日本にいるときよりも探すのが大変だと感じています。

今から留学する方には、財布にAirTagなどの位置を確認できるタグを入れておくこともおすすめです。置き忘れた場所を絞る手掛かりがあれば、探し始めやすくなると思います。当時タグを使って財布を見つけた経験ではなく、今の留学生への提案です。

スマホへの対応と、財布に収まる形で選ぶ

製品の候補財布に入れる前の確認点
AirTag対応するiPhone・iPadなどの「探す」で使う丸型タグ。厚みがあるので、財布に無理なく収まり、落ちないかを確認します。購入する世代の端末・OS条件も確認しましょう。
Chipolo CARD(Qi充電対応モデル)財布向けの薄いカード型。Appleの「探す」またはAndroidのFind Hubのどちらか一方に登録して使えます。充電器の用意と端末への対応を確認します。

AirTagはAndroidだけで持ち主として登録・利用する製品ではありません。Androidを使う方はFind Hub対応のタグなどを選びましょう。Chipolo CARDには旧モデルもあるため、商品名だけで判断せず、使うアプリと充電方法まで商品説明を確かめてください。

位置が分かる仕組みと、出発前にしておくこと

AirTagはBluetoothの信号を近くのApple製デバイスに検知してもらい、「探す」ネットワークを通して位置情報を確認する仕組みです。単独で常に現在地を送信するGPS機器とは異なり、周囲の対応端末や電池などの条件によって情報が更新されないこともあります。

出発前に自分のアカウントへ登録し、財布に入れた状態で地図の表示と音を鳴らす機能を試しましょう。置き忘れ通知に対応していれば設定し、電池交換や充電の方法も確認します。Appleの公式案内では、AirTagを探す操作も確認できます。AirTagは通常のWebブラウザー版の「探す」では探せないため、スマホも一緒になくした場合の確認方法を考えておくと安心です。

タグは探すための道具で、必ず戻ってくることや盗難を防げることを保証するものではありません。財布が見つからないときは、位置確認と並行してカード会社・銀行への連絡も進めましょう。私は財布をなくしてから普段用と予備用を分けるようにしました。具体的な備えは財布の選び方と支払い手段の分け方で紹介しています。

買い足さなくてもよい場合

すでに対応するタグを持っているなら、財布に合うか試してから追加購入を判断できます。イヤホンやスマホに備わる「探す」機能は、別に持っている財布まで探せる機能ではありません。何を探せるようにしておきたいかを決めて用意しましょう。

「便利そう」から、使う予定へ変える

購入候補が増えたら、次の3点で一度絞ります。

確認すること判断の例
いつ使うか決まっているか授業の接続方法が不明なら、ハブは確認後に選ぶ
手元の物や貸出で代用できるか家族のはかり、今ある洗濯ネットを先に使う
持参・維持の負担に合うか重さ、充電、電池交換、保管場所も考える

出発前に必要なのは、使う場面がはっきりした物です。現地の部屋を見てから選ぶ物は、到着後の買い物候補として残せます。予算も含めて整理したい方は、渡米直後の買い物の順番と予算をご覧ください。

公式情報の確認日:2026年9月25日。経験談は本人の過去のブログ・SNSに残る記録をもとにしています。現在の商品例は公式仕様を確認した比較候補です。本人が当時使っていた型番や、商品の実使用評価を示すものではありません。海外使用・保証・学校や住居の規則を購入前に確かめてください。

著者:本間 卓|合同会社TEAM Sugi代表

2009年〜2015年6月にアメリカへ留学。Edmonds Community College(現Edmonds College)からUniversity of Wisconsin–Superiorへ編入し、経営学を専攻して卒業。在学中は計4年間、大学野球にも取り組みました。帰国後の2015年に合同会社TEAM Sugiを設立し、アメリカへの大学進学や編入を支援しています。自身の留学生活と留学支援の経験をもとに、渡航前の準備から現地での暮らしまで、これから留学する方に役立つ情報をお届けします。

留学ポケットは、合同会社TEAM Sugiが運営する留学・海外生活の準備メディアです。