アメリカ留学の準備と、毎日の暮らし。

お金と支払い

渡米直後の買い物|最初に買う物と予算の決め方

執筆:本間卓 / 更新:

渡米したら、最初に何を買えばよいのでしょうか。アメリカの大学・コミカレ・ESLへ進学する学生と保護者に向けて、到着直後の食事や日用品を、必要な順番と予算から考える手順をまとめます。

まずは、住居にある物と持参品を確認し、最初の夜に足りない物から用意するのが出発点です。部屋を見てから決められる物まで、一度に買いそろえる必要はありません。

買う前に、すでに使える物を確認する

住居の備品案内、荷物、注文履歴を見ながら、次の4つを照合します。「寝具付き」「家具付き」という表記だけで判断せず、品目・サイズ・使える日まで確認してください。

住居にある物

ベッドや机に加え、シーツ・タオル・食器などの有無を確認。必要な日までに受け取れる物だけ、買う候補から外します。

日本から持ってきた物

手元にある量で、次の買い物まで足りるかを確認。使い慣れた洗面用品などは、持参分を使ってから買い足せます。

すでに注文した物

注文履歴と到着予定日を確認。まだ届いていない物を、届いていないという理由だけで重ねて注文しないようにします。

共用する物

キッチン用品などは、自分も使えるかを同居人や住居担当者に確認。誰かが持っているだけでは、共用品とは限りません。

例えば、TEAM Sugi紹介校のShoreline Collegeの住居案内では、学内寮にベッド・机・食卓などがあると案内されています。ただし、シーツやタオルの提供は別に確認が必要です。これは同校の案内であり、他校や別の住居にも当てはまるとは限りません。

品目やサイズが分からない物は、購入を決める前に確認します。入居日時や備品の確認がまだなら、入寮当日の準備をご覧ください。

初日・最初の週・後回しに分ける

買う候補が絞れたら、「いつ使うか」で分けます。下の品目は一例です。提供品・持参品・食事の契約・到着時刻によって、必要な物と買う時期は変わります。

01 / 初日

最初の夜に足りない物

当日の食事、必要な飲み物、提供されない洗面用品や寝具など。次に買い物へ行けるまで、ないと困る物を優先します。

02 / 最初の週

暮らし方が分かってから補う物

追加の食材や洗濯用品など。冷蔵庫の容量、洗濯設備や使い方を確認し、最初の数日で必要な分から選びます。

03 / 後回し

部屋を見てから選べる物

収納用品、追加の食器、部屋の飾りなど。今ある物で過ごせるなら、置き場所や必要性が分かってから決めます。

確認待ち

まだ買う条件が分からない物

寝具のサイズ、家電の使用可否、共用品の有無など。初日に必要な物なら、出発前に質問して入手方法を決めます。

夜遅く着く日は、買う場所まで決めておく

「到着したら買う」予定でも、店が閉まっていたり、移動手段がなかったりすると買えません。店舗の営業時間と行き帰りの方法を確認し、買えない場合は持参や住居側での用意が可能かを出発前に確かめましょう。

本間の留学経験:朝食に使った8ドル

2014年8月1日、朝のカフェラテとサンドイッチで8ドルという記録を残しています。留学中の出費には、学費や住まいだけでなく、こうした日々の食事もありました。

当時の1回の支出で、現在の価格や平均生活費ではありません。税・チップの内訳も、この記録からは分かりません。到着日の予算を考えるときは、日用品だけでなく食事代も含めましょう。

値段を比べるときは、数量と受け取り条件も見る

商品名や値札だけで決めず、下の項目を商品ページや店舗の案内で確かめます。容量・入数・購入個数をそろえると、必要な量に対していくらかかるかを比較しやすくなります。

見るところ確認すること
内容量・数量何枚入り・何個入りか、買う個数はいくつか。必要なサイズや量に合うか。
店舗・販売者利用する店舗・地域・販売者の価格か。店頭、配送、店舗受け取りのどの条件か。
価格・対象条件通貨と確認日。会員価格や期間限定価格なら、自分が対象になるか。
追加費用税が含まれるか、別にかかるか。送料や受け取り手数料なども確認する。
在庫・受け取り日必要な日までに使えるか。配送なら住居で荷物を受け取れるか。
返品・交換サイズ違いなどで戻す場合の期限・対象条件・返送費用を確認する。
買う前に確認したい、商品の価格と入手条件

不明な費用を0ドルとして扱わず、未確認のまま区別しておきます。予算を調べるために、注文を確定する必要はありません。

通販を使う場合は、注文前に住所・支払い・寮での受け取りと返品の確認も済ませておきましょう。到着予定日だけでなく、寮で受け取れる条件まで照合できます。

予算は「これから払う分」を分けて考える

これから買う分の見込み額

商品代(単価 × 買う個数)+ 別にかかる税・送料・手数料

税込み価格へ税を重ねたり、1注文分の送料を商品ごとに加えたりしないようにします。未確認の費用が残る場合は、確認できた分の小計として扱ってください。

  1. 初日と最初の週を分けて合計する。まず、必要な日までに買う物の金額を確認します。後回しにできる物は別にすると、直近で必要な予算が見やすくなります。
  2. 支払済み・注文済みは別に把握する。今後払う予算に二重に足さず、すでに使った金額として把握します。未着の物は受取予定も確認します。
  3. 買い足しに使う余裕を残す。手元の予算を最初の買い物で使い切らず、現地で分かった不足品にいくら残せるかを考えます。

USDと日本円は分けて考えます。円換算する場合は、使ったレート・確認日・手数料も確かめ、実際の円請求額とは区別してください。学費・家賃・保証金などを含む留学全体の費用は、この記事末尾のTEAM Sugiの案内で別に確認できます。

予算を超えるときは、提供品との重複、買う数量、後回しにできる物から見直します。必要な食事や寝具を無理に削る前に、家族と「今必要な物」と「追加で使える額」を確認しましょう。

買い物へ行く前の確認チェック

今回の買い物について確認できた項目にチェックしてください。分からない項目があれば、購入前に住居担当者や店舗へ確認します。

01 / 買う物

必要な物が絞れている

提供品と持参品を見てから確認します。

  • 重複する物を除いた住居の提供品、持参品、注文済み品、使える共用品を確認した。
  • 買う時期と数量を決めた初日・最初の週・後回しを分け、サイズや使用可否が分からない物は確認待ちにした。

02 / 買う場所

必要な日までに使える

安さだけでなく、受け取れる時期を確かめます。

  • 店への行き帰りを確認した営業時間と移動手段を確認した。配送なら到着予定と住居の受取条件を確かめた。
  • 持ち帰れる量を確認した荷物の大きさや重さを考え、移動手段に合う量にした。

03 / 支払い

支払額と方法を確認した

未確認の費用があれば、購入前に確かめます。

  • 追加費用と残り予算を確認した税・送料・手数料を含めた金額と、買い足しに残せる額を確認した。
  • 使える支払い方法を確認したその店で使う方法と、使えないときの代わりを用意した。

支払い方法が決まっていない場合は、カード・デビット・現金の備え方で確認できます。

買った後は、支払いと受け取りを確認する

  • レシート・注文履歴を残す。実際に払った金額と通貨を確認し、残り予算を見直す。
  • 注文済みと受取済みを分ける。届いていない物は受取予定を確認し、次の注文との重複を避ける。
  • 返品・取消しは返金まで確認する。返金を確認する前に支出をなかったことにせず、返金待ちとして把握する。
  • 不足品を見直す。最初の数日を過ごしてから、次に必要な量を決める。

次に確認したいページ

食材を探す

買う食材が決まったら、英語名・必要量・売り場を確認できます。

スーパーで食材を探す手順を見る

食事を注文する

到着後に外食する場合は、注文内容の伝え方と聞き返す言葉を準備できます。

食事の注文に使う英語を見る

学費や住居費を含めた全体予算は、TEAM Sugiのコミュニティカレッジ留学費用の案内へ。大学への支払いは、授業料・寮費の支払い時期と方法で確認できます。

公式情報と確認日

公式情報確認日:2026年9月24日。学校の備品例はShoreline Collegeの住居案内を参照しました。買う時期の分類・価格の確認表・チェック項目は編集部作成です。商品の現在価格、税率、配送費、在庫、全米の平均額を示すものではありません。購入時は利用する店舗・商品・地域の公式表示を確認してください。

著者:本間 卓|合同会社TEAM Sugi代表

2009年〜2015年6月にアメリカへ留学。Edmonds Community College(現Edmonds College)からUniversity of Wisconsin–Superiorへ編入し、経営学を専攻して卒業。在学中は計4年間、大学野球にも取り組みました。帰国後の2015年に合同会社TEAM Sugiを設立し、アメリカへの大学進学や編入を支援しています。自身の留学生活と留学支援の経験をもとに、渡航前の準備から現地での暮らしまで、これから留学する方に役立つ情報をお届けします。

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