渡米準備と持ち物
アメリカ留学の服装と服の量|季節・通学・洗濯頻度で決める持ち物
アメリカ留学に持っていく服は、「どの都市へ、何月に行くか」と「何日おきに洗濯するか」を決めると絞り込めます。一年分を最初からそろえるより、到着後すぐ着る服を軸にして、次の季節に必要な物を分けて考えましょう。
この記事では、ワシントン州ショアラインとウィスコンシン州スーペリアを例に、通学時の組み合わせと服の枚数の決め方を紹介します。渡航先が違う場合も、自分の学校の案内に置き換えて使えます。
服を並べる前に、渡航月・通学・洗濯の予定を書く
まず、次の欄を埋めてみてください。例えば同じ冬でも、寮からすぐ隣の教室へ移動する人と、屋外でバスを待つ人では、必要な備えが変わります。
| 項目 | 自分の予定 |
|---|---|
| 学校・都市 | ______ |
| 到着する月 | __月 |
| 徒歩移動・屋外で待つ時間 | 片道およそ__分 |
| 洗濯する間隔 | __日おき |
| 洗濯後に使える状態になるまで | その日/翌日以降/未確認 |
| 運動・実習・発表などで別に必要な服 | ______ |
衣類の一覧を作る前に、学校の入寮案内や留学生向けの持ち物リストを読みます。授業で服装や靴の指定がある場合は、その指定も別枠で確認してください。
地域と季節から、通学の組み合わせを考える
ショアラインの例:雨への備えと、脱ぎ着できる上着
ワシントン州のShoreline Collegeは、2026–27年度の寮ハンドブックで、持参する衣類に雨具を含めるよう案内しています。まず普段の通学服に雨具を組み合わせて、濡れた日の移動まで考えておきましょう。Shoreline Collegeの寮ハンドブック・持ち物案内(26ページ)
準備するときは「暖かさを調整する服」と「雨を防ぐ服」を分けて考えると、手持ちの服を組み合わせやすくなります。晴れた日の気温だけで持ち物を決めず、雨の日に歩く服装も一組作っておきましょう。
スーペリアの例:冬の屋外移動に使う防寒具
ウィスコンシン州のUniversity of Wisconsin–Superiorは、入学予定の留学生向けに、冬の寒さと雪に備える服装を案内しています。厚手のコート、防水性のあるブーツ、手袋などが挙げられています。UW–Superiorの入学予定者向けチェックリスト
屋外用のコートを用意するだけでなく、その内側に何を着るか、教室でどう調整するかも考えます。寒い時期に到着するなら、空港から滞在先への移動に必要な防寒具は、日本を出る前に準備しておきましょう。
季節別の着回し例
下表は、学校の持ち物・気候案内を参考に、季節や当日の天候に合わせて作成した組み合わせ例です。大学の指定服装や、特定の気温まで対応できるという保証ではありません。当日の予報、屋外にいる時間、自分の寒さの感じ方に合わせて調整してください。
| 場所・時期の例 | 上半身の組み合わせ | 足元・小物の考え方 |
|---|---|---|
| ショアライン・暖かい季節 | 半袖など普段のトップス+必要に応じて薄い羽織り | 歩き慣れた靴。天気に合わせて雨具を携帯 |
| ショアライン・春秋の雨の日 | 長袖+脱ぎ着できる中間着+レインジャケット | 雨に対応する靴。濡れたときの替えの靴下 |
| ショアライン・寒い時期 | 肌着+長袖・中間着+防寒と雨への備えができる上着 | 寒さに応じて帽子や手袋を追加 |
| スーペリア・暖かい季節 | 半袖などの普段着+薄い羽織り | 通学用の靴。冬の装備と分けて考える |
| スーペリア・秋から寒くなる時期 | 長袖+中間着+その日の寒さに合う上着 | 朝夕の移動にも使える組み合わせを確認 |
| スーペリア・冬 | 肌着+長袖・中間着+現地の寒さに合う防寒コート | 防寒・防水性を確認した靴、手袋、帽子など |
例えば、普段着のトップス3枚と中間着2枚を選ぶなら、どの組み合わせでも着られるかを並べてみます。ここでの「3枚と2枚」は着回し確認用です。持参する総枚数は、次の洗濯間隔の表で決めます。
服の枚数は「次に洗濯して使える日」まで数える
下着など毎日交換する物は、洗濯までの日数を基準にします。洗った日に乾かないなら、その間に使う分も足してください。
毎日交換する物の枚数=洗濯間隔の日数+乾燥待ちなどに備える予備
例えば、7日おきに洗い、その日のうちに乾かせる予定なら、7日分に予備1日分を加えた8枚を出発点にできます。授業や体調、洗濯設備の混雑で予定が変わるなら、自分に必要な予備を調整します。
週1回洗濯する場合の記入例
以下は「洗濯当日に乾く」「下着・靴下・肌に直接着るトップスは毎日交換する」と仮定した例です。全員への推奨枚数ではありません。トップスを重ねる場合も、肌着と外側に着る服を二重に数えていないか確認しましょう。
| 種類 | この例での出発点 | 自分が持っていく数 |
|---|---|---|
| 下着 | 8日分 | __日分 |
| 靴下 | 8足 | __足 |
| 肌に直接着るトップス・肌着 | 合計8日分。気候に合わせて長袖・半袖を配分 | __日分 |
| ボトムス | 繰り返し着る前提で2〜3本から検討 | __本 |
| 脱ぎ着する中間着 | 組み合わせやすい1〜2枚から検討 | __枚 |
| 寝るときの服 | 洗い替えを含めて2組から検討 | __組 |
| 雨具・防寒用の上着 | 到着する季節に必要な物を個別に選ぶ | __点 |
| 運動・実習用の服 | 参加回数と洗濯頻度に合わせて別に計算 | __組 |
ボトムスや中間着をどのくらいの頻度で洗うかは、汗をかく活動や素材によって変わります。何日着回せると決めつけず、普段の着方と洗濯表示を基にしてください。
かさばる服が多いなら、枚数を減らして洗濯頻度を上げる方法もあります。ただし、料金や洗濯に使える時間も必要です。入居後の操作や準備は寮の洗濯を初めてするときの手順で確認できます。
日本で持参する物と、現地で買い足す物を分ける
到着日から必要な服、履き慣れた通学靴、お気に入りの服は持参候補です。防寒具は、到着時期に必要なら先にそろえ、しばらく暖かい時期が続くなら、学校の案内や現地の品ぞろえを見て追加する選択ができます。
靴を買うときは、普段のサイズ表記だけで決めず、使う靴下を履いた状態で試すと選びやすくなります。雨や雪への対応は、見た目ではなくメーカーの用途・素材の説明も確認してください。
本間の留学経験:服や靴はセールやアウトレットでも買い足した
留学中、靴や服はかなり買い足しました。ブラックフライデーやクリスマスセールなど、大きなセールのときに安く買うことが多かったです。アウトレットモールに行くのも好きでした。
これは本間の留学当時の買い物の経験です。これからの生活で何が必要か分かってから買い足す楽しみもあります。ただ、到着直後や寒い日の移動に必要な服は、セールを待たずに用意しておきましょう。
スーツや冬服を追加する前に確認したいこと
スーツは留学に必ず持っていく必要がありますか?
「留学するから一式必要」と決めず、授業の発表、実習、式典、面接など、使う予定と服装の指定を先に確認しましょう。学校や担当教員へ、必要な服・靴、使う時期、手持ちの服で対応できるかを聞きます。
到着直後に指定の服装が必要なら、間に合うよう準備します。予定がまだなければ、先に全て買いそろえず、学校の案内が出てから追加する方法もあります。指定が曖昧な場合は、普段着でよい、スーツならよいと自己判断せず、具体的な服装を確認してください。
冬服は後から送ればよいですか?ホスト宅や寮へ先に送れますか?
後から送る場合も、まず必要になる日を決めます。寒い時期の到着に必要な上着や靴は、到着後に荷物が届くことを前提にせず、空港から滞在先まで使える状態で持参しましょう。
別送を選ぶ前に、次の順で確認します。
- 受取先の承諾:ホスト家庭や寮の窓口に、入居前に受け取れるか、宛名・住所、受取可能日、保管場所・期限、費用の有無を確認する。
- 配送の条件:発送する内容品と金額、重量・大きさを整理し、配送会社の現在の引受可否、料金、所要日数の目安、申告・通関の手続きと追加負担を確認する。
- 届かない場合の備え:追跡方法と問い合わせ先を控え、必要な日に間に合わない場合の持参・現地調達も考える。
日本郵便を使う場合は、国際郵便のご利用方法と最新のお知らせを発送直前に確認してください。以前送れた物でも同じ条件とは限らず、学校・ホストの住所が分かるだけでは受取可能とは判断できません。別送費や追加負担と、航空会社の追加手荷物料金・現地購入費を比べて決めましょう。
衣類以外の購入も一緒に見直すなら、授業に合うパソコン・ソフトの確認方法も参考にしてください。専攻の指定、学校の貸出・学内端末、提供されるソフトを確認してから、手元のPCで足りるか、何を買い足すかを考えます。
配送の確認先は2026年10月3日に確認。学校の服装指定・受取条件と配送会社の最新案内を優先してください。
最後に「到着週に着る服」を実際に並べる
枚数が決まったら、到着週の通学、寝るとき、洗濯の日の服を並べます。同じボトムスや上着を組み合わせながら、雨の日と寒い日に対応できるかまで確かめてください。
そのうえで、表の「自分が持っていく数」を埋めれば、衣類の持参リストができます。衣類以外も含めて荷物を減らしたい場合は、日本から持っていく物とアメリカで買う物の分け方でスーツケース全体を整理しましょう。
アメリカ留学の準備と、毎日の暮らし。