住まいと日常生活
アメリカで食事を注文する英語|聞き返し方とチップの目安
アメリカの大学・コミカレ・ESLで暮らし始めたばかりのころは、食事を注文するだけでも緊張するものです。商品を伝えられても、続けて聞かれた質問が分からないこともあります。この記事では、注文前に決めること、聞き返す英語、会計時のチップを、メニューや伝票を見ながら確認できる形でまとめます。
まずは自分が選んだ商品と数量を伝え、分からない点を一つずつ確かめましょう。英語例は主にカウンターでの注文を想定し、チップは接客のあるレストランとの違いも紹介します。
本間の体験:頼んだつもりのないアップルパイ
渡米したばかりのころは、ハンバーガーを注文するだけでも緊張していました。マクドナルドで店員から何か聞かれ、よく分からないまま「Yes」と答えたら、頼んだつもりのないアップルパイが出てきたこともあります。おそらく「アップルパイはいかがですか」というような質問だったのだと思います。
最初のころは、「聞き返しても分からなかったらどうしよう」と思い、なかなか聞き返せませんでした。注文で失敗することも何度もありました。2011年6月の記録では、ドライブスルーでも注文できるようになったと振り返っています。
聞き取れなかったときは、分からないままYesと答える前に、もう一度聞く、ゆっくり話してもらう、メニューを示してもらう方法があります。以下のチェックと英語例は編集部作成で、当時の会話の再現ではありません。
注文前に、メニューを見ながら確認する
利用する店のメニューを開き、決まった項目にチェックしてみてください。選択肢がない項目は、そのことを確認できたらチェックして構いません。次の注文ではチェックを外して使います。
01 / 食べたいもの
商品と数量を決める
日本の呼び方ではなく、その店の表示を見ます。
- 商品名を確認した店頭や公式メニューの名前、または指さして示せる商品が分かる。
- 数量を決めた何個・何杯ほしいかを決めた。
- サイズや温冷を確認したその商品に選択肢があるか確認し、ある場合は希望を決めた。
02 / 注文の条件
含まれる物と受け取り方を確かめる
分からない点は、注文を確定する前に聞きます。
- 単品かセットか決めた飲み物など、何が含まれるか確認した。
- 店内か持ち帰りか決めたFor hereかTo goか、自分の希望が決まった。
- 不明な点を確認した内容や追加料金など、聞きたいことを確認できた。
事前に見るメニューの例:米国McDonald’sの公式メニュー。商品名を調べる入口として利用できます。実際の商品・時間帯・価格は利用店舗で確認してください。
商品と希望を、短く伝える
商品名は自分が注文するものに置き換えます。全部を一度に言おうとせず、必要なことから短く伝えて構いません。
01 / 注文する
商品を伝える
Could I have one hamburger, please?
ハンバーガーを一つお願いします。
02 / 指さしも使う
メニューを示す
I’d like this one, please.
これをお願いします。
03 / 食べる場所
店内・持ち帰りを伝える
For here, please.
店内で食べます。
To go, please.
持ち帰りでお願いします。
04 / 希望を伝える
追加を断る・注文を終える
No, thank you.
いいえ、結構です。
That’s all, thank you.
以上です。ありがとうございます。
セットの内容を聞くなら、Does this come with a drink?(飲み物は含まれますか。)という聞き方もあります。追加の商品が不要なら断って構いません。何を勧められたか分からない場合は、先に内容を確認しましょう。
聞き返しても分からないときは、メニューで確認する
| 困ったとき | 英語と意味 |
|---|---|
| もう一度聞きたい | Could you say that again, please? もう一度言っていただけますか。 |
| 少しゆっくり聞きたい | Could you say that more slowly, please? もう少しゆっくり話していただけますか。 |
| メニューで示してほしい | Could you show me on the menu? メニューで示していただけますか。 |
| 選べる内容を知りたい | What are the options? どんな選択肢がありますか。 |
| 追加料金が気になる | Is there an extra charge for that? それには追加料金がかかりますか。 |
聞き返しても分からなければ、同じ会話だけを繰り返さず、文字や指さしも使ってみましょう。例えばサイズの話だと分かったら、メニューのサイズ欄を示して、自分の希望を確認できます。
食材や食事上の条件に関わることは、推測で済ませず、店の公式情報と担当者へ確認してください。この英語例だけで原材料や調理方法への対応を保証するものではありません。
注文内容と受け取り方を確かめる
画面やレシート、店員の読み上げで、商品・数量・サイズ・追加分を確認します。違いに気づいたら、どこが違うかを示して伝えましょう。
- I ordered one, not two.
二つではなく、一つ注文しました。 - Could I change that to a small, please?
小さいサイズに変更できますか。 - Where should I pick up my order?
どこで受け取ればよいですか。
注文後の変更や追加料金は店へ確認してください。番号や名前で呼ばれる場合は、自分の受け取り方法を確かめて待ちます。
チップはいくら?食事の場面ごとの目安
チップは、店の種類だけでなく、受けるサービスで考えます。席で注文を取り、料理を運んでもらうレストランでは、チップを渡すのが一般的なマナーです。一方、通常の持ち帰りやカウンターで飲み物を受け取る場面は、同じ扱いではありません。
以下は2026年9月24日に確認した、米国のマナー専門機関Emily Post InstituteのGeneral Tipping GuideとEveryday Tippingに基づく目安です。全店共通の固定料金ではなく、店の表示やサービス料の扱いも確認します。
| 食事の場面 | 目安と考え方 |
|---|---|
| 席で接客を受けるレストラン | 税抜き飲食代の15〜20%。迷うときは、20%分も見込んで店を選ぶと予算を考えやすくなります。 |
| スタッフの接客があるビュッフェ | 税抜き飲食代の10%が目安。完全なセルフサービスと同じには扱いません。 |
| 通常の持ち帰り・カフェのカウンター受け取り | 任意。必ず一定割合を払う場面ではありません。渡すなら小銭や1〜2ドルなどの例があります。 |
| 大量・複雑な持ち帰り注文 | 包装などに手間がかかる場合は、10%程度を検討する目安があります。 |
学生なら少なくてもよい?
学生でも、接客のあるレストランでは同じ目安で予算を考えましょう。「学生だから一律10%で大丈夫」とは考えないのが安心です。今回参照したマナー資料には、学生向けの別の割合は示されていません。15%は上記の一般的な目安の下限で、学生割引としての数字ではありません。
予算を抑えたいときは、注文額を下げる、通常の持ち帰りやセルフサービスを選ぶなど、食べ方から考えます。保護者と生活費を相談するときも、接客のある外食は飲食代・税・チップを合わせた支出で見積もるとよいでしょう。
計算例:税抜き飲食代が20ドルなら
15%は3ドル、18%は3.60ドル、20%は4ドルです。チップが別の場合の支払額は「20ドル+実際の税額+選んだチップ額」。税額は地域や請求内容によって異なるため、この例では固定していません。
税抜き額を基準に計算してよいという案内は、Emily PostのFiner Points of Tippingも参照できます。
会計画面や伝票では、二重に足していないか確認する
- Tip / Gratuityの記載を見る:すでに含まれているか、これから自分が追加する欄かを確認します。
- Service chargeなどの追加料金を見る:名前だけでチップ相当と決めつけず、何の料金か、追加のチップを想定しているか店へ確認します。
- 自分で払う額と最終合計を確認する:画面に出る割合をそのまま押す前に、計算の基準と金額を見ます。通常の持ち帰りなど任意の場面では、提示された割合を必ず選ぶ必要はありません。
自動で加算されるサービス料と、客が自分で額を決めるチップは、IRSの説明でも区別されています。チップ込みと確認できた会計に、同じ割合を機械的にもう一度足さないようにしましょう。
聞くときの例:Is the tip already included?(チップはすでに含まれていますか。)/What is this service charge for?(このサービス料は何の料金ですか。)
金額だけでなく、相手に丁寧に接し、「Thank you」と伝えることも大切です。支払い方法と予備の備えは、日常の支払い方法と、財布をなくしたときの備えで確認できます。
次に使う一言を、一つだけ残す
注文が終わったら、「次は何を確認したいか」を一つだけ選び、スマホのメモなどに残しておきます。例えば、聞き取れなかった単語や、もう一度使いたい聞き返しの表現です。次の注文前に、その一言を見直してみましょう。
スーパーで食材の英語名や売り場を探す場面は、食材の英語名と探し方で紹介しています。
公式情報と確認日
確認日:2026年9月24日。商品名の入口は米国McDonald’s、チップのマナーはEmily Post Institute、サービス料と任意のチップの区別はIRSの本文中のリンクを参照しています。店舗別の価格・提供状況・支払画面は確認していません。過去の体験は本間の記録と本人回答、チェック・英語例・計算例・予算の考え方は編集部作成です。
渡米前の英語準備も見直したい方へ
食事の注文だけでなく、留学前の英語学習を何から始めるか迷う方は、TEAM Sugiの案内へ。文法・単語・リスニングなどの準備を整理できます。
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