アメリカ留学の準備と、毎日の暮らし。

授業と学生生活

大学生活の最初の1週間|授業・課題・連絡先の確認リスト

執筆:本間卓 / 更新:

授業の時間は分かるけれど、課題はどこに出るのか、いつまでに出すのかが不安。アメリカの大学・コミカレ・ESLで授業が始まる学生と保護者に向けて、最初の1週間に確かめたい授業・課題・連絡先をまとめます。

まずは大学メール、各科目の授業ページ、シラバスを開くところから。授業開始前に課題が案内されている場合は、最初の授業を待たずに締切を確認してください。

最初に、大学メールと全科目の案内を開く

学校の案内に従って、学生用アカウントと大学メールを有効化し、自分でログインできるか確認します。大学から学生本人だけに届き、留学エージェントには届かないメールもあります。日々の授業や学生生活に必要な情報は、学生本人が確認・管理する習慣をつけましょう。

大学メール

学校や教員からの開始案内、教室や予定の変更を確認します。入学手続きに使った個人メールへ別の案内が届いていないかも、学校の指定に沿って確認してください。

科目ごとの授業ページ

Canvasなど、学校が使う学習システムを開きます。課題・連絡・討論・小テストなど、教員が指定した掲載場所を確認します。

シラバス

授業の概要・予定・評価方法などをまとめた資料です。課題のルール、最初に必要な参加・提出、教員への連絡方法を確認します。

TEAM Sugi紹介校のShoreline Collegeの在学生向けページには、大学メールやCanvasへの入口があります。同校はCanvasで授業資料・シラバス・課題を確認し、課題の提出や討論などを行うと案内しています。留学生向けオリエンテーション案内には、学生用アカウントとメール等に使うアカウントの有効化手順への案内もあります。自分の学校が指定する入口と手順を使ってください。

本間の留学経験:オンラインの課題を見落としてしまった

2012年4月、オンラインで履修していた英語の授業で最初の課題を提出せず、クラスから外れてしまいました。その後、美術の先生に受け入れてもらい、履修科目を変更しています。

同じ月には、別の授業でもオンラインの課題を2週間見落としていました。以前その授業を取った友人と話して、宿題があることを知ったのです。「課題がない」と思っていても、見ていない場所に課題が出ていることがありました。

当時のオンライン授業は、自分で予定を管理し、課題の提出まで確かめながら受けていくのが、とても大変だった記憶があります。これから授業を受ける方にも、予定を立てるだけでなく、課題を出せたかまで自分で確認することを伝えたいです。

2012年当時の経験です。現在の欠席・未提出・履修取消の扱いは、学校と各科目の規則を確認してください。

シラバスで指定教材が分かったら、買う前に教科書の版・アクセスコード・購入期限の確認へ進んでください。同じ書名でも授業に必要な条件が違うことがあります。

全科目をひと通り確認するチェックリスト

履修一覧を手元に置き、受講するすべての科目について確認できた項目にチェックしてください。1科目でも未確認なら、その科目名と確認したいことを手元に残し、教員や担当窓口へ問い合わせます。

01 / 授業に参加する

クラス・場所・連絡先

履修登録の一覧と、それぞれの授業案内を照合します。

  • 科目とクラスが合っている履修一覧と授業ページの科目名・クラス番号を照合した。同名の別クラスと取り違えていない。
  • 授業日時と参加先が分かる曜日・現地時刻・教室やキャンパス、オンラインの場合は参加方法を確認した。
  • 教員への連絡方法が分かるシラバス等で指定されたメール・学習システム・面談時間を確認した。

02 / 課題に取り組む

掲載場所・指示・締切

科目ごとの指定を確認し、不明な条件は質問します。

  • 課題を見る場所が分かる連絡欄だけでなく、指定された課題・討論・小テストなどの掲載場所を確認した。
  • 最初にすることが分かる課題提出や自己紹介など、実際に指示された最初の参加・提出内容を確認した。
  • 締切と提出条件を確認した日付・時刻・タイムゾーン、提出先・形式を確認し、予定に入れた。

03 / 見落としを残さない

提出の確認と質問

まだ提出前の課題は、提出完了の確かめ方まで確認します。

  • 提出完了の確認方法が分かる提出済み表示や履歴など、その授業で確認できる方法を調べた。すでに提出した物は完了を確かめた。
  • 不明点の確認先と連絡日を決めた課題の内容、システムの問題、履修の相談を分けた。不明点がある科目は、相手と連絡する日を決めた。

チェックは全科目をひと通り見たかの目安です。科目ごとの締切や提出状況は、学校のシステムや自分の予定表で管理してください。

締切は日付だけでなく時刻と時間帯まで確認します。一時帰国や移動を予定している場合は、課題の締切とタイムゾーンの確認で、表示時刻と自分がいる場所の時間を照合できます。

授業前・授業後・提出時の確認を習慣にする

最初に確認して終わりにせず、次のタイミングで見直すと、変更や未確認のままの項目に気づきやすくなります。学校・教員から指定された確認方法や締切を優先してください。

授業前

変更の連絡を確認する

大学メールと科目の連絡を開き、当日の教室・参加先を確認します。変更があれば時間割や予定を更新します。

授業後

分からなかった指示を残す

口頭説明と掲載内容の違いや、不明な点をメモします。次の授業まで待つと困ることは、連絡先と質問する時期を決めます。

提出時

提出完了まで確かめる

指定されたファイル・提出先・締切を確認。アップロードしただけで終わらせず、提出済み表示や履歴を確かめます。

週の終わり

次の締切を見直す

全科目の次の課題と返信待ちの質問を確認し、次週の予定へ反映。まだ開けない授業ページや未解決の不明点は、担当者へ確認します。

通知を設定していても、科目のページを開く時間を決めておきましょう。友人との確認も役立ちますが、提出条件や締切が食い違うときは、自分のクラスの教員の案内を確かめてください。

本間の留学経験:チームで確保されていた勉強時間

留学中には、野球部の「Study Table」という勉強時間もありました。2012年4月には、火曜と木曜に各2時間の枠がありました。編入後の2013年にも、チームが勉強する時間を用意してくれて、助けになっていました。

これは当時の所属チームでの経験です。自分の学校やチームに同じ仕組みがあるとは限りませんが、課題の締切だけでなく、取り組む時間も先に確保しておく方法は考えられます。決まった勉強会がなければ、授業後に図書館へ行く時間や、自分で課題を進める時間を予定に入れてみましょう。

困りごとに合う相手へ連絡する

困っていること連絡先と伝えること
課題の指示・提出先・締切が不明/間に合わないその科目の教員へ。科目・課題名、どこまで確認したか、具体的な質問を、指定された方法で伝えます。
メールや学習システムに入れない/操作エラー学校のIT窓口や学習システムのサポートへ。発生日時・操作・エラー表示・端末やブラウザーを伝えます。締切に関係する場合は教員にも連絡。パスワードは送らないでください。
履修一覧に科目がない/科目を変更したい履修担当やアドバイザーへ。科目・クラス、表示状況、変更したい事情を伝えます。必要に応じて留学生担当者にも確認し、自己判断で受講をやめないようにします。
窓口名・担当範囲・連絡方法は学校の案内で確認してください

Shoreline Collegeの在学生向けページでは、Canvas・IT・アドバイジングなどの支援先を探せます。自分の学校でも、課題の内容を聞く教員と、システムの問題を相談する窓口を分けて確認しましょう。

連絡するときは、質問と締切を一緒に伝える

科目・クラス、課題名、締切、困っていること、自分で確認した場所を整理し、何を教えてほしいのかを具体的に伝えます。送った日時と返信も残してください。連絡しただけで締切が延びたとは考えず、回答を確認しましょう。

質問を短くまとめる手順は、教員に聞くための質問メモの作り方で確認できます。

次に確認したいページ

授業と課題の予定が分かったら、学内活動の参加条件・申込・持ち物も確認できます。予定を照合してから参加を検討しましょう。

出発前の学習や進学準備を見直す方へ

英語学習の準備は、TEAM Sugiの留学前の英語勉強法へ。学生アスリートとして進学する方は、授業と競技を両立する1日の例も参考にしてください。学校選び・出願の相談と、在籍中の授業や課題の問い合わせ先は分けて考えましょう。

公式情報と確認日

公式情報確認日:2026年9月24日。大学の例はTEAM Sugi紹介校のShoreline Collegeに限り、Current StudentsとInternational Student Orientationを参照しました。自分の在籍区分・入学学期・各科目に適用される最新案内を確認してください。

チェック項目・確認のタイミング・連絡先の整理は編集部作成です。課題の掲載場所や操作、締切、未提出時の扱いは学校・科目によって異なります。

著者:本間 卓|合同会社TEAM Sugi代表

2009年〜2015年6月にアメリカへ留学。Edmonds Community College(現Edmonds College)からUniversity of Wisconsin–Superiorへ編入し、経営学を専攻して卒業。在学中は計4年間、大学野球にも取り組みました。帰国後の2015年に合同会社TEAM Sugiを設立し、アメリカへの大学進学や編入を支援しています。自身の留学生活と留学支援の経験をもとに、渡航前の準備から現地での暮らしまで、これから留学する方に役立つ情報をお届けします。

留学ポケットは、合同会社TEAM Sugiが運営する留学・海外生活の準備メディアです。