スマホと通信
アメリカ留学の音楽サブスク選び|Spotify・Apple Music・YouTubeの学割
通学中に好きな音楽を聴いたり、ルームメイトと曲を紹介し合ったり。音楽サブスクは、アメリカ留学中の息抜きにも会話のきっかけにもなります。ただ、日本の契約を米国の学割へ変える際には、在籍校の条件や契約国、支払い方法の確認が必要です。
おすすめの決め方は、いま使っているサービスを起点に、留学先での条件と重複契約を調べることです。料金の安さだけで移行すると、使い慣れたライブラリや動画特典との関係を見落としやすくなります。
私が留学していた頃は、Appleで1曲ずつ購入していた
私の留学当時は、今のように音楽サブスクでいろいろな曲を聴く使い方をしておらず、Appleのサービスで曲を1曲ずつ購入していました。今は定額で幅広い音楽を楽しめるので、これから留学する人が少しうらやましくなります。
当時の私の聴き方と、現在のサブスクの仕組みは異なります。これからサービスを選ぶなら、聴きたい曲や使い慣れたライブラリに加え、以下の学割や契約国の条件も確認してみてください。
学生証があっても、すべての学割が使えるわけではない
音楽サービスの学割は「学生ビザを持っている人向け」ではなく、各社が定める教育機関・コースへの在籍を認証して利用する仕組みです。対象校の一覧や、在籍確認に必要な書類はサービスごとに異なります。
四年制大学とコミュニティカレッジ、大学付属ESL、民間語学学校をまとめて同じ条件だと考えないようにしましょう。特にESLのみで学ぶ場合は、学校名が検索できても自分の在籍形態が対象か確認が必要です。
学校の学生用ポータルやメールへログインできるか、氏名・学校名・在籍期間が分かる資料を用意できるかを確認します。認証に通らないときは架空の情報を入れず、認証サービスや契約先へ問い合わせてください。
Spotify:米国の学割では契約国と支払い方法も確認
Spotify Premium Studentは、対象の大学・カレッジの学生が最長4年間利用でき、12か月ごとに再認証が必要です。学校が認証フォームにない場合、その時点では対象外とされています。
留学中の学生については、アカウントの国・地域を学んでいる場所に合わせ、その国で発行された支払い方法を使うよう案内されています。日本で使えていたカードが米国向け学生プランでも使えると決めつけず、支払い条件まで確認しましょう。米国の案内にはHuluの広告付きプランへのアクセスも記載されているため、動画を別契約する前に内容を見ておくと重複を防げます。Spotify Premium Studentの条件
すでにSpotifyを利用している人は、新規アカウントを急いで作る前に、現在のアカウントへ学割を適用する手順を確認してください。普段聴く曲やプレイリストを残して使えるかを確認することが、移行時の手間を減らします。
Apple Music:学位課程かどうかが確認ポイント
Apple Musicの学生プランは、大学・カレッジで準学士、学士、大学院課程、または相当する高等教育課程を履修する学生向けです。対象となる在籍を認証し、最長48か月利用できます。再認証をしない場合や対象期間が終わった場合は、個人プランへ更新されるため、更新通知を見落とさないようにします。Apple Musicの学生プラン
コミュニティカレッジでAssociate Degreeを目指す人は、履修課程の種類と認証条件を確認しましょう。大学の施設で受講していることだけを理由に、語学コースも必ず対象になるとは言えません。
Apple Accountの国・地域を変更する際は、残高の消化や、変更を妨げるサブスクリプションの解約・期間終了待ちなどが必要になる場合があります。音楽だけでなく、アプリや他の契約にも関係するため、月額差だけを見て設定を変えず、公式手順を読んでから進めてください。Apple Accountの国・地域変更
YouTube Music:YouTube Premiumとの重複を防ぐ
YouTube Musicを候補にする人は、まずYouTube Premiumへ加入済みか確認しましょう。YouTubeの動画もよく見るなら、音楽専用の契約だけでなく、YouTube Premiumに含まれる内容を比較すると選びやすくなります。
学生プランには、対象地域の高等教育機関とSheerIDによる認証が必要です。最長4年間、毎年の再確認という条件があります。サービスを米国で提供していることと、自分が米国の学生プランへ申し込めることは別の話です。YouTubeの学生メンバーシップ案内
また、日本の有料契約を長期留学でそのまま使えるとは限りません。YouTubeは契約国を主な利用地とし、長期渡航や移住に関する条件を設けています。渡米後の契約は、その案内に沿って確認します。YouTubeの海外利用ポリシー
三つの候補は、次の軸で比較する
| 自分の使い方 | 先に確認したい候補 | 確認すること |
|---|---|---|
| すでにプレイリストを多く作っている | 現在利用中のサービス | 現在のアカウントで契約を変更できるか |
| 米国で音楽と動画の両方を使いたい | SpotifyやYouTubeの学生向け契約 | 特典の対象、別契約との重複 |
| Appleのライブラリに慣れている | Apple Music | 学生資格、国変更の影響 |
| ESLのみで学ぶ | 各社の通常プランも含める | 学割が使える前提で予算を組まない |
この表は最安値の順位ではありません。学割の可否、普段使う端末、聴きたいアーティスト、動画の利用状況によって、自分に合う契約は変わります。
月額を比較する際は、米国の契約画面に表示される料金、該当する税金、キャンペーン終了後の金額をそろえて比べます。日本の円建て価格と米国のドル建て価格を、そのまま数字だけで比較しないようにしてください。
流行の曲を知るなら、現地のFMラジオや米国ランキングも
車で聴くラジオが、現地の音楽を知るきっかけだった
留学中は、車で現地のラジオをよく聴いていました。そこで流れる曲を通じて、アメリカで流行っている音楽を知っていったので、現地の音楽に触れる方法としてFMラジオもおすすめです。
現地で流行っている曲を知っておくと、イベントや友人と遊んだときに「それ知ってるんだ!」と反応してもらえ、仲良くなるきっかけになります。音楽を聴くことは、自分の趣味を楽しむだけでなく、周りの人と共通の話題を見つける方法にもなると思います。
今なら、サブスクの米国ランキングから探せる
今の留学生なら、音楽サブスクのランキング上位を確認する方法もあります。例えば、次の公式プレイリストが、米国でよく聴かれている曲を探す入口になります。
- Spotify「Top 50 – USA」:Spotifyの米国向けチャート。
- Apple Music「Top 100: USA」:Apple Musicで米国の人気曲を集めたプレイリスト。
これは現在使える方法の紹介です。ランキングを見るときは、日本や世界全体ではなく、米国を対象にしたものを選んでみてください。各サービス内の人気を知る手がかりであり、米国全体の好みを一つの順位で表すものではありません。
気になった曲があれば、曲名やアーティスト名を覚えておくだけでも会話の入口になります。友人が好きな曲も聞いてみると、ランキングだけでは見つからなかった音楽に出会えるかもしれません。
留学中に使いやすくする小さな設定
通信量を抑えたい場合は、契約のダウンロード機能やオフライン利用条件を確認し、Wi-Fiのある場所で準備します。大きなプレイリストを保存する前に、スマートフォンの空き容量も見ておきましょう。
曲を友人へ紹介するときは、アカウントのパスワードを共有する必要はありません。曲名や公式の共有リンクを使えば、自分の購入履歴や個人情報を見せずに会話を楽しめます。家族・複数人向けプランについても、同居条件などを読んでから選びましょう。
帰国前には、学生認証の期限、次回更新日、登録している支払い方法を確認します。留学中に作ったお気に入りの曲のリストは、その時期の思い出にもなります。契約条件を整理したうえで、自分が気持ちよく続けられる一つを選んでください。
アメリカ留学の準備と、毎日の暮らし。