授業と学生生活
アメリカ留学中に始めたい趣味7選|友達づくりと一人時間の楽しみ方
アメリカ留学中に新しい趣味を始めるなら、「英語が上達しそう」という理由だけで選ぶ必要はありません。授業以外に楽しみがあると、週末の予定を立てやすくなり、初対面の人に話せる話題も増えます。
おすすめは、一人で気分転換できる趣味と、人に会える趣味を一つずつ持つことです。ここでは、私の留学中の経験も交えながら、学生が始めやすい七つの趣味と、続けるための工夫を紹介します。
1.散歩と写真:身近な街を知るところから
最初から遠出をしなくても、授業のない時間にキャンパスや周辺を歩くだけで発見があります。気になった建物、公園、店の看板をスマートフォンで撮り、週末にお気に入りの一枚を選んでみましょう。
2015年4月には、スペリオール湖の方へ走りに出かけ、その後、湖を眺めながら1時間半ほどゆっくり散歩したことがあります。遠くまで旅行しなくても、暮らしている地域の景色を楽しむ時間がありました。これは当時の経験で、特定の散策ルートを紹介するものではありません。出かける際は、現在利用できる場所と天気、帰りの移動方法を確認してください。
私も留学当時は、写真を趣味だとは思っていませんでした。それでも、ふと目に留まった街並みなどをスマートフォンで撮っていて、今でもその写真を見返して懐かしむことがあります。何気なく残した写真が、帰国後も留学生活を思い出すきっかけになるので、写真はいい趣味だと思います。
写真には「どこで撮ったのか」「何が気になったのか」という話の入り口があります。英語で一文だけ説明を添えると、会話で使う準備にもなります。高価なカメラを買う前に、いまのスマートフォンで続くか試すのがおすすめです。
歩くルートは日中の人通りや交通状況を確認し、知らない場所では撮影に集中しすぎないようにします。人を大きく写す場合や、建物の内部では撮影の可否を確認してください。
近所で過ごす休日の例として、エドモンズで学んだ頃のハンバーガーと買い物の体験もまとめています。いずれも本間の留学当時の経験です。
2.料理:暮らしに直結し、話題も作りやすい
私の周りには、日本では全く料理をしなかったのに、アメリカで自炊をするうちに料理にはまっていった友人が多くいました。生活のために始めたことが、そのまま楽しみになることもあります。
自炊できる住まいなら、「毎週一つ、新しい料理を作る」という始め方が実用的です。最初は材料が少ない丼もの、スープ、パスタなど、何度も作れるものを選びます。
日本のレシピを完全に再現することにこだわらず、近くのスーパーで買える食材へ置き換える過程も楽しめます。買い物で分からなかった食材名を一つ調べるだけでも、生活で使う語彙が増えます。
友人と料理をするなら、アレルギーや食べない食材を先に聞き、材料費や片付けをどう分担するか決めておきましょう。寮では調理できる場所や器具が限られる場合があるため、設備とルールを確認してから始めます。
3.ボードゲームなど:寮の共用スペースから交流する
自由なおしゃべりが苦手な人には、ゲームという共通の作業がある集まりも候補です。最初は説明が短いゲームや協力型のゲームを選ぶと、流れを理解しながら参加しやすくなります。
分からないルールがあれば「Could you show me one round?(一回、実際に見せてもらえますか)」と頼んでみてください。説明を一度ですべて理解しようとせず、遊びながら覚えていく方法もあります。
学校によっては、寮にゲームルームがあります。例えばスノーカレッジのMary Nielson Hallは、寮の共用設備としてゲームルームを案内しています。こうした場所があれば、同じ寮の学生と一緒に遊ぶことが、友達づくりのきっかけになります。スノーカレッジ:Mary Nielson Hallの設備
遊べるゲームや利用時間は寮によって違うので、入寮時の案内やRA(寮の学生スタッフ)に確認してみましょう。
購入前には学校のイベント案内や共用スペースの情報を探し、まず一度参加してみましょう。好きなゲームが見つかってから小さなものを買えば、出費と荷物を増やしすぎずに済みます。
4.軽い運動:PEの授業で基礎から始める
運動を始めたいなら、大学のPE(Physical Education/体育)の授業も候補になります。ヨガやエクササイズなど、基礎から取り組める科目を探してみましょう。一人で始めるきっかけがつかめなくても、授業なら決まった時間に体を動かす予定を作れます。
例えばレーンコミュニティカレッジの公式科目一覧には、「PE 136 Yoga」や「PE 113 Fitness Education: Introduction」が掲載されています。ヨガや運動の入門科目を探す際の一例です。開講学期、履修条件、授業料・実習費、卒業単位への扱いは、実際に通う学校の履修案内で確認してください。レーンコミュニティカレッジ:PEの科目一覧
授業以外にも、キャンパスの運動施設や初心者向けのクラスを調べる方法があります。参加料だけでなく、用具代や移動時間まで含めて選ぶと続けやすくなります。競技経験に自信がなくても、自分の体力や興味に合う活動から始めてみてください。
「週に一回、授業後に寄れるか」を基準にすると、留学生活に組み込みやすくなります。チームの活動に参加する場合は、競技性や練習頻度も見学時に確認しましょう。
5.読書と図書館巡り:一人の時間を楽しむ
英語の本を読むなら、最初から厚い小説を読み切ろうとせず、興味のある料理、写真、スポーツなどの本を手に取ってみましょう。絵や写真が多い本なら、知らない単語があっても内容を追いやすくなります。
地域の公共図書館も候補です。利用資格や必要書類は図書館ごとに異なります。例えばニューヨーク公共図書館では、州内に住む・働く・通学する人などを対象に、無料カードの申請条件を案内しています。自分の地域の図書館で同じ条件とは限らないため、公式案内を確認してください。ニューヨーク公共図書館の利用カード案内
借りる冊数を増やすより、「週に一度行って、一冊選ぶ」という習慣から始めると気軽です。返却日を記録しておくことも忘れないようにしましょう。
6.スポーツ観戦:プロも大学のチームも楽しむ
スポーツ観戦は、アメリカ留学の醍醐味の一つだと思います。私も留学時代には、MLB(野球)、NBA(バスケットボール)、NFL(アメリカンフットボール)の試合を観に行きました。プロスポーツだけでなく、大学のバスケットボール部やアイスホッケー部の試合にも足を運びました。
有名なプロチームだけでなく、自分の大学や近くの大学の試合も、留学中の楽しみの候補になります。友人を誘って一緒に観戦すれば、授業以外で過ごす予定や共通の話題も作れます。プレーするのは苦手でも、観戦なら楽しめそうという人にもおすすめです。
初めての競技では、得点の入り方と試合の区切りだけを先に調べます。一緒に観る人に「いま何が起きたのか」を聞けば、ルールの説明がそのまま会話になります。
チケット代に加えて交通費や飲食代がかかるため、学生向けの案内と帰りの交通手段を先に確認します。大学の試合でも入場条件はそれぞれ異なります。日程、学生向けチケット、手荷物制限は、学校・チーム・会場の公式情報で確かめてください。
7.アウトドア:ハイキング・スキー・スノーボード
自然の多い地域では日帰りのハイキング、冬に雪が降る地域ではスキーやスノーボードなど、留学先の季節や環境に合うアウトドアもおすすめです。住む場所によって行きやすい場所や楽しめる活動が違うので、学校のアウトドア活動や友人の過ごし方を聞いてみましょう。
私も留学時代は、冬になると友人とスノーボードに行っていました。野球部のチームメートとも、スノーボードを通じて仲良くなりました。普段の授業や部活動とは別の楽しみを一緒に持つことも、友人との距離を縮めるきっかけになると思います。
道具を買う前に、大学の貸し出しを調べる
大学によっては、アウトドア用品を貸し出しています。例えばサザンユタ大学のSUU Outdoorsは、テントや寝袋に加え、スノーボードとブーツ・ビンディング・ヘルメットのセットなどを有料で貸し出しています。最初からすべて買いそろえず、こうしたレンタルを使って試す方法もあります。サザンユタ大学:アウトドア用品のレンタル案内
利用できる人、借りられる道具、料金、予約方法、返却期限は学校ごとに確認してください。スキー・スノーボードなら、道具代のほかにリフト券、交通費、必要に応じたレッスン代も含めて予算を考えます。初心者向けのレッスンや企画から始めると、基本を教わりながら楽しめます。
行き先と自分の経験に合う準備をする
ハイキングでは、距離、標高差、季節、帰着予定を確認し、自分に合う初心者向けの行程を選びます。米国国立公園局も、行き先の公式情報を調べること、行程を信頼できる人に伝えること、活動に応じた装備を準備することを勧めています。携帯電話の電波が入る前提にせず、現地の条件を確認しましょう。米国国立公園局の旅行計画ガイド
スキーやスノーボードでも、当日の天候・営業状況・交通手段を確認し、自分の経験に合うコースを選びます。一緒に行く友人のペースに無理に合わせず、自分が楽しめる範囲で続けましょう。
最初の一か月は「買う」より「試す」
一週目に候補を二つ選び、二週目に一度ずつ試し、三週目に続けたい方をもう一度やってみましょう。四週目に、楽しさ・費用・移動時間・課題との両立を振り返ります。
続ける趣味を決めたら、使う金額と週の回数を先に決めます。友人を増やしたいなら、毎回違う場所へ行くより、同じ活動へ何度か顔を出す方が会話の続きも作りやすくなります。一人の時間が必要なら、無理に交流型の趣味を選ぶ必要はありません。
趣味は、履歴書に書ける成果を作るためだけのものではありません。留学先で「来週も楽しみにできる予定」を一つ作ることから始めてみてください。
学校の科目・施設・用品レンタルの公式情報確認日:2026年9月25日。実際の開講・利用条件は各校の最新案内を確認してください。
アメリカ留学の準備と、毎日の暮らし。